IT現場で勘違いされがちなものの一つが、プロジェクトの進め方です。
端的に言うと、目標の捉え方が間違っているのです。
プロジェクトには必ず目標が存在しますが、たいていの場合はゴールとして、何かを構築するというものになるでしょう。
確かにプロジェクトとしてはそこがゴールなのでしょうが、本当にやりたいことは、構築したものが動き出して、何らかの成果を生むことのはずです。
新しい情報システムを構築するというプロジェクトであれば、それが完成してローンチされて効果を出し、売り上げアップや生産性向上などが達成されること、それが会社の発展や社会貢献につながること、それが本当の目的であるはずなのです。
プロジェクトを進めていく段階で、少なくともリーダーはそこまで考えていなければいけません。