先のことを考えよう、と、言うのは簡単ですが、難しいものです。
1年後、3年後、5年後、10年後の状況を思い浮かべる。
……と言われても、何がどうなるかわかったものではありません。
しかしITリーダーにとって先を見据える力は必須です。
手がかりの一つとしては、人を軸に考えてみることだと思います。
今現在どういう登場人物がいるか。それが今後どう変わっていくか。
自分自身はどうなるか。いなくなったらどうなるか。
組織単位で見た場合はどうか。周辺にいる人達はどうなるか。
提携先はどうなるか。出入りの業者さんはどうなるか。お客さんはどうなるか。
たいていの場合、数年もたてば人の顔ぶれはガラッと変わるものです。