No.74 体制の因数分解

プロジェクト体制をどう立てればいいのか?
教科書やガイドブックにそれらしいものが載っているでしょう。
しかし世の中に同じプロジェクトは2つとありませんから
他人が書いた事例など、どれほど役に立つでしょう。
参考程度にとどめておくしかありません。
こういう場合は、役割と人を分けて考えます。
まずは、必要な「役割」は何かを整理する。
これは教科書や先行事例などが手本になるでしょう。
そもそもプロジェクトを推進するのに必要なロールです。
それがわかれば、そこに人を当て嵌めていくことになります。
できれば、役割に求められるスキルも整理した方がいい。
そこにふさわしい要員を探すということです。
もちろん現場ですべて調達できるとは限りません。
外部からアサインすることもあるでしょうし
若手を育成していく手もあります。
いかにして自社の現場に沿ってアレンジできるか、
そこがリーダーの腕の見せ所です。

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