No.85 システムにも人生がある

システムを開発することになったら、
当然のことながら開発の計画を立てます。
昨日も書きました、スケジュールを引くわけです。
この時、スケジュールの「終端」をどこに置きますか。
たいていの人が、カットオーバーの日と考えるでしょう。
システムが完成して、ローンチされる日です。
サービスインとも言えましょうか。
開発計画としてはこれでもよいのですが
本当は不十分なのです。
人間で言えばオギャーと産まれた日ですから
実際にはそこから人生が始まるわけです。
システムがどういう人生を歩むのかを考えるべきです。
どのように育てて、どのように天寿を全うするのか、
そこまで考えて、愛を注いでシステムを作りたいものです。
出来上がってしまえばあとは知らない、
ではあまりにも寂しいではありませんか。

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