IT現場で起きるトラブルは辛いものです。
機器類の誤作動とか
コンピュータシステムの不具合とか
悪質なウィルス攻撃とか
ヘタをすると致命的な事故につながる恐れもあります。
とはいえ、こういった障害は、
業界特有の専門的な事故であって
相応の技術や知識がなければ防御も対策も難しい、
と思われそうですけれども、
よくよく元をたどってみると、
原因の多くはたわいのないものが多いと感じます。
初期の段階でうっかり設計を漏らしていたり
決めていたはずのルールが守られていなかったり
設計書を見落としていたり
つまり伝わるべきことが伝わっていない、
あるいは閒違って伝わっているという、つまり
コミュニケーションの問題にいきつくことが多いのです
だからIT現場で一番大事にするべきものは
コミュニケーション能力ではないかと思うのです。
