IT現場は様々な立場や役割の人々が集結します。
企画、営業、経理、集客、技術、人事、総務、広報などなど。
社外も含めれば更に多くの業者やスタッフが関わります。
従って、協業、共業ということがきわめて重要です。
気をつけるべきことはいろいろありますが、
まずはお互いの役割、分掌を明確にすることです。
ここが曖昧だと、零れ落ちるものが必ず出てきます。
そして、次に心掛けたいのは
役割を認識した上でそれを一回り超えることです。
役割を決めたのにそれをはみ出すのは矛盾と思われましょうが
ピッチリと線を引いてそこにしがみつくのではなく
お互いが一足、相手に歩み寄る姿勢を持って接すること、
そこにコラボレーションの糊代ができ、
新たな成果が芽生える苗代になりえると思うのです。
境界線を一歩も出ないよう目くじらを立てるのでなく
海流の潮目が豊穣な漁場になるように
コラボレーションの糠床を育てるチャンスなのです。
