No.133 変える人と変えられる人

新しいITプロジェクトを進める上で重要なのは
現行の業務、保守の現場を尊重することです。
現行を変えに行こうとする時、
現行を不だと考えるのではなく、
現行をよりよくするのだと考えるべきです。
現行あってこその未来です。
現行を排除していきなり未来に跳ぶわけではありません。
そして現行を保守している部隊がいるのならば、
やがては新しいシステムの保守を引き継ぐでしょう。
だからプロジェクトには保守の視点が必要です。
たとえプロジェクトは問題なく終了したとしても
その後の保守に支障が生じるようでは
そのプロジェクトは失敗です。
新しい視点だけでシステムを作らないよう
充分に注意するべきです。

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