No.143 判断基準

IT現場では様々な判断を要求されます。
リーダーはもちろん、どんな役割においても
多くの選択肢から何かを採択する場面に遭遇します。
一つを選ぶということは他を捨てることになり
場合によってはその後の運命を決めるほどのことも。
選ぶためには判断の観点、基準が必要です。
それが明らかになっている場合はまだよいですが
そうでない場合はまず判断基準を考えねばなりません。
とすればさまざまなシーンでの判断を想定して
普段からその判断基準をどうするべきかを
引き出しに用意しておくことが重要です。
そのためにはもっと大きな視点で
そもそも自分は何のために今の仕事をしているのか、
そもそも自分は何のためにここにいるのか、
そもそも自分は何をしたいのか、
そういう大きなビジョンを持っているかどうか、
これが肝要です。
それがゆるぎなく固まっていれば、
最終的にそこにつながるかどうかで判断できるからです。

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