No.148 スケジュールの立て方

納期に対して要件のボリュームが適切かどうか、あるいは、
要件のボリュームに対して納期が適切かどうか、
これをどちらの観点から決めるか、
その判断が妥当なのかどうか、
これは悩ましい問題です。
開発を依頼する側はとにかく早く実現したい。
開発する側はなるべく時間の余裕を確保したい。
ここで必要なことは、
要件の危急度を言語化すること、
納期の必然性を言語化すること、
その両者を適切にバランスさせること、
これを関係者全員が理解して、同じ目線で考えることです。
依頼する側とされる側が互いに立場を主張し合うだけでは
妥協と困憊が残るだけで建設的な解決にはなりません。

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