No.165 役割と役割の間

組織やプロジェクトの体制を作る時、
必要な機能と担当者を細かく明確に定義すると、
各人の役割はわかりやすくなるでしょうが、
機能の定義が必要充分でないと、
漏れが発生する恐れがあります。
内容が不明瞭な事象が発生した時に、
誰もが自分の担当だと思わずに放置してしまい、
こぼれ玉が発生するということです。
かといって分担を曖昧にしておいて
気付いた人がよしなに担当するという
場当たり的な体制でも不安です。
こぼれ玉専門の要員をお願いするか、
リーダーが常に全体に気をつけながら、
役割と役割の間隙を見ることが理想です。

#B面はこちら

ITのヒント

関連記事