システムを構築することになったら、
まずは当然メインの機能について設計をするでしょう。
それからだんだんと周辺の機能へと移っていく。
この時に気をつけたいのは、意識の配分です。
メインの機能にばかり注意が向いて、
周辺にまで意識が届かないようなことがあると
とんでもない失敗を招く恐れがあります。
メインの部分は誰もが気にする場所ですし
テストも充分に行われ、常に人目に曝されて、
何かあればすぐに発見されるでしょうが、
周辺部分になるほど死角になりやすく、
外部との接続や変換処理などを行っていることが多く
精密に作られていたりしますので
問題が発生しやすいのです。
神は細部に宿る、というより
隙間に宿る、と言った方が正しいのではないか、
と思えるほどです。