ITの使命も時代によって変わっていきます。
一昔前までは手作業の代替が主な役割だったものが、
今は未来を先取りし、職業を支配し、人生を代行する、
とてつもない段階にまで来てしまったかに見えます。
AIのシンギュラリティなどが取り沙汰されたり
人はどう生きていくべきかが頻繁に議論される現在、
ITとの付き合い方も由々しき問題の一つです。
私が思うに、少なくとも
ITは制御すべき道具の一つであって、
決して制御されてはならないものです。
そのためには、ITを何のために使うのかという、
目的意識が極めて重要であって、
そこが曖昧であったりブレてしまうようだと、
いつの間にかITに使われる側に回ってしまうでしょう。
酒は飲んでも飲まれるな、というように
ITは使っても使われるな、ということです。