決断力とか判断力というものは
学んで身につくものなのか、経験で鍛えるものか。
決断のためにはその判断基準がなくてはならない。
それには日頃の勉強や思考や見聞も関連するでしょう。
判断基準を適切に使うための判断力も必要ですし、
先を読むための見立て能力も求められるでしょう。
使い熟れて手入れの行き届いた良質の七つ道具を携え、
それを常に的確な場面で取り出せるようにしておく、
というイメージでしょうか。
道具を持っていない場合、あるいは
錆びついてろくに動かない場合、または
探すだけで時間を費やしてしまうような場合は、
適切な対応はできないでしょう。
せいぜい、大変だたいへんだと騒ぐしかありません。