No.203 全力疾走しない

だいたいにおいて、会社の情シス担当というのは
常に忙しそうにしていることが多いようです。
大規模プロジェクトに関わっている場合はもちろん、
保守運用のチームだってそうです。
予定されている仕事が山のようにある上、
割り込みタスクが次々と入ってくるのに加え、
なにかというとトラブルや問題が発生する。
人手が足りないところに誰かがダウンしたりして。
できればこういう状態になる前に手を打ちたいものです。
そのためには随所にバッファを入れておきたい。
作業時間には予備を見込んでおく。
仕事は8割ぐらいの力で進める前提にしておく。
メンバーの急な休みを想定したスケジュールにしておく。
取引先との連絡がすんなり行かないことを見込んでおく。
天災やアクシデントに備えた仕込みをしておく。
時には仕事をとめて状況を整理する時間を設けておく。
常にフルスロットルで仕事を進めようとしても
実践できるものではありません。
時には思いっきりアクセルを踏むこともあるでしょうが、
うまく緩急をつけながら進んでいきたいものです。

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