どんな職場もそうであるように
IT現場も時間との戦いです。
新しいシステムを作るとなれば、まず社長が気にするのは
「いつ頃できるのか?」でしょう。
トラブルが起これば、一番多い問合せは
「いつ直るのですか?」でしょう。
プロジェクトを始めるにあたってまずやるべきことは、
スケジュールを決めることでしょう。
つまりそれだけ時間というのは切実なものであり
品質やコストと同等におかれる経営指標なのです。
プログラムの稼働時間も、
ウェブ画面の反応速度も、
働く私たちの労働時間も、
残課題対応の回答期限も、
すべては、短縮を求められます。
しかし本当に追求すべきことは、
そうして得られた余剰時間を何に還元するか、です。