IT現場は情報を扱う場です。
その内訳は大きく言えば二種類で、
電子的なデータと物理的な情報です。
これが取っ散らかると厄介なことになります。
プログラムにソースコードは電子データですが
動かしているコンピュータは物理的な物体です。
設計書のファイルは電子データですが
印刷されたものは物理的情報です。
ウェブで動いている画面は電子データですが
スクリーンショットを印刷すれば物理的情報です。
何を電子データとして管理し、
何を物理的情報として管理するべきか、
その判断も、考え方次第です。
何を重視して、どれを優先して、どこを目的とするのか。
それによって方法も手段も方式も変るでしょう。
コストを抑えるか。安全性を担保するか。
リアルタイム性を求めるか。検索性を高めるか。
いずれにしても、情報の管理には
徹底して気を遣うべきでしょう。