No.272 理想のコラボ

IT現場の仕事はほとんどが共同作業です。
最後まで誰とも交差しないものなどないでしょう。
多くの人に協力を得ながら進めるはずです。
共同体性がうまく進めば、
1+1を3とか4にできるかもしれません。
逆にうまく噛み合わなければ支障が生じて
1+1が2よりも小さなものになったり
ヘタをすると0やマイナスにもなり得ます。
私が思うに、理想的なコラボレーションとは
1+1を3や4にするというよりも、
もっと大きな1にすることです。
有象無象のものをやたらに増やすのではなく
関わる者同士が自分を一回り大きく変化させる、
それがあるべき姿ではないか。
できあがったものは自分の成果であり
相手の成果であり、
全体の成果でもある。
これが望むべきコラボレーションです。

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