No.285 記録を記憶に

記録を残すこと。
大事なことですが、かなり大変です。
事実を正確に記録して保存する。
これだけでも相当なパワーが必要ですが、
さらにしんどいのが、メンテナンスです。
変更管理を怠らず常に最新の状態を保つこと。
これが実に手間も暇もカネもかかるのです。
そうなると人は優先を下げてしまうもので、
覚えておけばいいだろうとか
あとでまとめてやろうと考えがちです。
しかしこれはたいてい忘れ去られます。
一度忘れると復旧の壁は高くなりますから
放置に加速がかかっていきます。
そうやって記録は風化してしまう。
できるだけ手間暇カネをかけずに
情報を記録、記憶、維持できるやうな仕掛け、
それこそITで対応すべき課題ですが、
ITにできるのは記録だけです。
これを人の記憶に結びつけ、維持させるには
人が仕組みを作ってあげなければいけません。
これはAIにもできないでしょう。

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