No.297 ゆっくりと急ぐべし

システム開発を進める時、
要件を出す方の側は、
とかく納期を急ぎたがるものです。
ゆっくりでいいです、などと言うことはまずない。
それも無理からぬことです。
ビジネスはタイミングが勝負ですし
緻密な戦略に沿って動いています。
のんびり待っている暇などありません。
気を付けるべきことは、
見るべき先を間違えないことです。
急いでいると、どうしても
見る先が近距離になります。
焦点が目の前に近づきます。
それによって遠方の状況を見失ってはいけないということです。
急げば急ぐほど、遠く先を見なければ
事故を起こす危険が増すのです。

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