ものごとは内容と入れ物から成る、
と常々考えているわけですが、
これは情報システムはもちろんのこと、
人間を含む生き物全般にも言えますし、
家だって車だって本だってパソコンだって
煎じ詰めれば皆あてはまることです。
これを称してシステムと呼ぶならば
世界はシステム同士の作用から成っている。
情報システムを扱う人間も、組織も、業務も、
これまたシステムだというわけです。
何かを取り入れて、何かの処理を施し、
結果として何かを表出する。
この交換がうまくスムーズに回っていれば
世界は調和が取れて平和な状態ですが、
何かの拍子でやり取りが崩れたり
処理が暴走したりすればトラブルとなります。
さて、どこの何のシステムが原因なのか。
