ものを作る過程で重要なフェーズは
作る前の検討段階でしょう。
何を作るのか、何のために作るのか、
作ってどうするのか、何を目指すのか、
そもそも本当に作るのか、
こういった検討をしている時が最も肝要です。
もちろん、誰が作るのか、いつ作るのか、
どうやって作るのか、などという方法論も重要ですし、
実際に作る工程そのものも大事ですし、
試作品の点検工程もきわめて重要ですが、
ものづくりは進んでいけばいくほど後戻りしにくくなる。
だから一番最初に失敗が仕込まれてしまうと
ほとんどリカバリーできないことになります。
とりあえず見切り発車で進めてみて、
ダメならやり直そう、というやり方もよいのですが、
いざという時にどうやって取り返しをつけるか、
よく考えておくことが重要です。