No.358 システムは呼吸している

どんなに完成されたものであっても、
モノである限りは、構造体であり、
ひとつのシステムと言えましょう。
とすれば、そこに入り込むものがあり、
そこから出て来るものがあるはずです。
そのサイクルを繰り返すことが
そのものの存在を保っています。
であれば、時には不要なものが混ざったり、
無駄なものが生じたりもするでしょう。
いらないものは捨てればよく、
邪魔なものは退ければよい。
その繰り返しがシステムの呼吸です。
完成されているものこそ、
維持の手間暇がかかるものです。
それを怠ってしまえば
すぐにシステムは破綻するでしょう。

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