No.453 愛が足りない

あらためまして。
「IT」とは何でしょうか。
新聞にはカッコ付で(情報技術)とあります通り、
情報を扱うための技術ですね。
間に「通信」が入って「ICT」とする場合もありますが、
つまり情報のやり取りに関する技術と言えましょう。
しかしたいていの人にITと言えば何を連想するかを訊くと、
「コンピュータ」とか「先端技術」など、
なんだか機械機械したイメージを持たれているようです。
これは、「技術」のインパクトが強くて、
「情報」がさて置かれているように感じます。
情報もないのに技術だけリッチは本末転倒です。
I、アイ、愛が足りないのです。
技術にとらわれず、まず情報に目を向けるべきです。
どんな情報がどこに存在しているか。
情報を何に使うべきか。
他にどんな情報が必要か。
それが見えてから、必要な技術を考えればよいのです。

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