No.510 部分か全体か

部分と全体を意識すること、
これを常に頭に置いています。
目の前にあるものは部分なのか全体なのか。
部分だとしたら全体はどうなっているのか。
どの程度の部分なのか。別の部分はどこにあるか。
全体だとしたら部分はどうなっているのか。
どんな部分から構成されているのか。
いま部分であるものがいずれ全体になるかもしれない。
全体だと思われるものがどこかで部分になるかもしれない。
みなが全体だとみなしているものであっても、
下から見ると部分に見えるのではないか。
そんな見方をかわるがわる取り替えながら
だんだんと全貌を理解していくべきなのです。
少なくとも世界は、一つや二つの見方では
とても掴み切れないものばかりなのです。

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