失敗するITのパターンはいくつかありますが、
よくあるのは「作るの優先」で進めたITです。
とにかく納期までに間に合わせるべし、
とにかく作ると決めたものを作るべし、
とにかく予算オーバーせず納めるべし、
間に合った、ちゃんとできた、金も足りた、万歳。
つまり「使う」局面のことが全く考えられていない。
誰がどう使うのか、
何人のユーザーを想定しているか、
使い勝手に問題はないか、
使い方を充分に説明できているか、
効果を確認する方法は確立しているか、
何年間使える見込みなのか、
少なくともこれぐらいの配慮がないITは
作るだけ無駄です。
作るよりも使うことの方が、
100倍とは言いませんが10倍は大事なのです。