決断のためには判断材料となる情報収集が必要ですが、
ぼうっとしていると情報はすぐに溢れてしまいます。
どの情報をどう整理すればよいのかわからなくなり
結局は主観によって取捨選択してしまい
客観的な判断ができなくなってしまいます。
自分の知っている情報、
自分の気に入った情報、
自分に都合のよい情報、
そういうものばかり集めても仕方がないのです。
逆に、自分の知らない情報、
自分の気に入らない情報、
自分に都合の悪い情報、
そういうものもあえて取り上げて、
すべてをフラットに見た上で判断したいものです。
つまり、何もしなくても集まって来る情報は
いったんかなぐり捨てるぐらいの覚悟でもよいと思います。
捨ててもまた入って来るからです。
しかし、黙っていては入って来ない情報、
それは自分から取りに行かなければ得られない。
自分の知っている情報を捨てて、
知りたくない情報を知りに行く、
そんな勇気も必要です。