ゲンの悪い話ですが、システムにはバグがつきものです。
もちろん、ものによって程度の差はありますし
品質の高いシステムもたくさん存在しますが、
一点の欠陥もない完璧なシステムに巡り合うことは
相当に難しいでしょう。
プログラムに瑕疵がなくても、
ハードウェアやOSやデータベースなど
他の部分に支障が起こるケースがありますし
別のシステムと相性が合わず暴走することもあります。
一切のトラブルを起こすまいと意気込むよりも
想定できるケースを一通り予防しておき
あとは保険をかけて避難対策しておく方が賢明かもしれません。
つまり、回避策、切り離し、代替手段を準備しておくのです。
起きないための対策も重要ですが、
起きても困らないように準備をしておく。
リスクとうまく付き合うということです。
バグと戦うのではなく、リスクを調略するのです。