No.214 いいシステムとは

システムを構築しようとする時、多くの人は
「いいシステムを作ろう」と思うはずです。
ものを作るのなら、いいものを作りたいのは
当たり前のことでしょう。
では、いいものとは、具体的にどういうものなのか。
その答えは人によって違うかもしれません。
コストのかからないものなのか、
機能がシンプルなものなのか、
デザインがわかりやすいものなのか、
持ち運びやすいものなのか、
長く使えるものなのか、
技術が最先端なものなのか、
すぐに作れるものなのか、
高齢者に優しいものなのか、
子供も使えるものなのか、
外国人に配慮したものなのか、
あるいはそれらの組合せかもしれません。
つまり、いいもの、の定義は人によってバラバラなので
そのまま進めては危険だということです。
関係者が同じものを思い浮かべるような言葉で
やり取りする必要があります。

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