システム開発にはたくさんのキモがありますが
テストもその一つです。
ざっと軽くチェックしておけば大丈夫だろうなどと、
テストを甘く考えていると痛い目に遭います。
どんなに忙しくても手を抜いてはいけません。
また、要件を決めた人が自分で実施するべきです。
特に気をつけたいのが「異常系」のテストです。
通常と違う使い方をした場合にどうなるか。
どんなに馴れた人でもボタンを押し間違えますし
予想外のデータが入力されることもあります。
数字を入れる画面でカナが入力される可能性もあります。
クリックを連打する人がいるかもしれないし、
処理の途中で停電が起こる恐れもあります。
どんなことが起きても、システムが誤作動しないように
こういうケースをどれだけ事前に予想できるか。
プログラムの分岐は自動で洗い出せるツール等がありますが
それだけでは足りないでしょう。
人間の行動パターン分岐は人間が考えねばなりません。
