IT現場でプロジェクトを立ち上げたり
または新しいシステムを作ろうという時、
そこに名前を付けることになると思います。
付けたくなるのが自然な動きであるはずなのです。
もしそうならないのであれば、
主催者や当事者たちがあまり乗り気でないのでしょう。
名前をつけるということは、その対象について
一つの独立した構造体として認めることになります。
ですから、例えば帳票を出力するシステムを
「出力くん」と名付けるような簡易なものよりは、
「ミスターかみダス」とか「チョップリン」など
存在感や親近感や独自性のある名前にしたいものです。
名前がその後の運命を決める、
と言っても過言ではありません。
プロジェクトやシステムだけではなく
ちょっとしたチームの名前とか、
ルーチンワークとか会議室とか、
なんでもないものにでも
愛着の湧く名前をつけることで
仕事の感覚が変わってくるかもしれません。