No.225 ITを評価しよう

どの職場でもそうでしょうが、
IT現場にも「評価」はつきものです。
1つのシステムについて、その出来具合を評価する時、
1つの視点だけで考えてもあまり意味はありません。
そこに関わる全ての立場の人々を考慮すべきです。
企画した人、要件を出した人、設計をした人、
プログラムを書いた人、テストをした人、
運用している人、使っている人、などなど…。
もう1つ大事なことは、
これらの全体を見ている人がいるかどうか。
いなければ、評価は紙屑になって消えてしまうでしょう。
全体を見る人がすべての評価を取りまとめ、
それを咀嚼し、システムにフィードバックし、
次につなげていくことが重要です。
それができないのなら評価する意味はありませんし、
もっといえば、そのIT現場の未来は暗澹たるものです。

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