IT戦略の立て方で難しいのは、
三年後、五年後の未来をどう描くか
という点かもしれません。
その時にどんな技術が使えるのか、
どんな基盤が整備されているのか、
どんなデバイスが流行しているのか、
そんな予想はなかなかできないでしょう。
つまりそういう観点で考えても
あまり意味がないさそうだということです。
世間や社会がどうなっているかという装丁は
もちろんあるに越したことはありませんが
それよりもまず自分達がどうしたいかを
しっかりと持っていることが重要です。
外部によって内部を決めるのでなく
その反対です。
自分たちの意志、願望、使命を
どうしていくかを見定めること。
それに対して必要なものを
外部から調達する、ということです。
これを逆に考えてしまうと
なんだかおかしなことになるでしょう。