No.436 併行作業の危険性

せっかくシステムを作るのだから、
なるべく複数の案件を同時に対応しよう。
この考え方は自然なようでありながら危険を孕んでいます。
1つの案件を単独で進めるよりも、
2つ同時に進める方が効率的なようですが、
相互の関係性を考慮する必要が生じます。
数が増えればその複雑度はべき乗で拡大していきます。
本来は一案件で一機能を扱うのが理想なのです。
効率を優先して品質が犠牲にならないか、
よくよく考えるべきでしょう。

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