No.139 思い込みの罪

バズワードというバズワードがありますが、
IT現場では流行りの言葉や専門用語が飛び交います。
知らないと恥だという思い込みが加わると
さらに言葉が中身を伴わずに一人歩きします。
たいていの場合は人によって言葉の捉え方が違うので
必ずコミュニケーションに齟齬が起きます。
一見正しく意思疎通できているように見えるので
勘違いに気付いたころには時すでに遅し、です。
つまりよけいにたちが悪いのです。
これを避けるには、よく知らない言葉を使わないこと。
相手が使った場合は真意を確認することです。
さらには、言葉やフレーズではなく
思考や発想のフレーム自体がバズっていることもあります。
「〇〇は△△である」「□□は☆☆に決まっている」
といったような考え方の骨子自体が
根拠のない思い込みになっている場合です。
これも同じように気をつけねばなりません。

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