No.115 それは理想か現実か

システム現場で重要なのは「事実確認」です。
要件を決める時も、
トラブルの原因を調べる時も、
仕様を再確認したい時も、
事実がどうなっているかを自分で確かめることです。
自分一人ですべて手が回らない場合は
周囲と協力し合うことになりますが
そこに類推や伝聞が入らないよう注意すべきです。
仮説を立てて推理を進めることは大事ですが
事実検証をしなければ意味がありません。
憶測や願望が一人歩きして
いつのまにか既成事実になってしまうことがあります。
そうならないよう、常に事実や仮説や推測や理想を
しかと区別して認識するよう心掛けたいものです。

#B面はこちら

ITのヒント

関連記事