No.231 公約数か公倍数か

ベンサムは「最大多数の最大幸福」と言いましたが、
IT現場でこれを目指すのは難しいことです。
サービスの価値は人によってバラバラだからです。
できるだけたくさんの人の望みを叶えたいのか。
少数個別の具体的な要望を満たしてあげたいのか。
最大公約数か最小公倍数か、はたまた
キリのない最大公倍数を追うのか、
意味のない最小公約数に捕まるのか、
ここを取り違えないようにしたいものです。
まず重要なことは、
いったい自分が何を求めようとしているのかを
把握することでしょう。

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