No.311 ITは目的ではない

ITを業務に採り入れる狙いのひとつは、
何かをまとめることでしょう。
データのありかを一カ所に定める。
作業の手順を統一する。
大量の処理を一気に行う。
様々なものをまとめることによって、
無駄をなくしたり、手間を減らしたり、
時間やコストを節約するわけです。
しかし忘れてはならないのは、
それらはあくまでも
本当にほしいものを守るための手段であって、
本来の目的ではないということです
(本来の目的は別にあるはずです)。
もしITがその目的にそぐわないのであれば
取り入れる必要は全くないということです。
当たり前のことですが、
意外と忘れられがちなのです。

#B面はこちら

ITのヒント

関連記事