人の欲は放っておけば増幅するもので、
100を手にすれば200が欲しくなり、
200を前にすれば300にならぬかと望む。
発展を願う本能だと思えば聞こえはいいけれど、
一時の欲に目が眩むとも言えそうです。
企業の論理も同じようなもので、
コストはできるだけ抑えようとし、
利益は1円でも多く手にしようとし、
時間の無駄は徹底的に規制されます。
それも大事なことではありますが、
そもそも何のために何を目指しているのか、
あらためて思いを巡らせてみても、
無駄にはならないはずです。